ホーム の中の 税理士法人リライアンスからのお知らせ の中の 【メルマガ】「税込会計と税抜会計の違い」について

税理士法人リライアンスからのお知らせ

【メルマガ】「税込会計と税抜会計の違い」について

15/11/01

今回の法人税のメルマガは、「税込会計と税抜会計の違い」について2回に分けてお話ししたいと思います。


よく社長さんと話をしていると税込会計と税抜会計は何が違うの?と聞かれることがあります。


税込会計は消費税込の金額をそのまま会計に反映させる単純なものですが、
税抜会計については消費税抜きの金額と消費税部分を分けて計上していきます。

消費税は原則、預かった消費税額と支払った消費税額の差額を納付することになります。
その預かった消費税を「仮受消費税」、支払った消費税を「仮払消費税」として計上するのが税抜会計です。


【仕訳例1】※消費税率を8%で作成しています。
税込2,160円の売上を現金で受け取った。

・税込会計
現金 2,160円 / 売上 2,160円


・税抜き会計
現金 2,160円 / 売上   2,000円
        / 仮受消費税 160円


【仕訳例2】
打ち合わせで税込1,080円の飲食代を現金で支払った。

・税込会計
会議費   1,080円 / 現金 1,080円


・税抜会計
会議費   1,000円 / 現金 1,080円
仮払消費税   80円  /


事業年度に上記の2つの取引しかなかった場合、最終的に消費税の計上をどうするのかも見ていきましょう。


【決算仕訳】

当期の消費税額80円を未払計上する。

・税込会計
租税公課 80円 / 未払消費税 80円


・税抜会計
仮受消費税 160円 / 仮払消費税 80円
          / 未払消費税 80円


税込会計は会計期間中に上がって来る数字を全て消費税額を含んだ金額で売上も費用も計上していき、
最終的に消費税額を費用計上することで消費税を除いた利益を出すことになります。

一方、税抜会計は予め消費税部分のみを貸借対照表の科目で処理をすることで、損益計算書には消費税を一切影響させずに損益を見ていくことができます。

すべての取引が消費税を含む取引であれば、税込会計をしていてもその利益に100/108をかけることによって税抜利益を出すことができるのですが、
そういうわけにもいきません。
期中の取引には少なからず消費税のかからない取引も出て来ます。
その代表例の1つとして人件費が挙げられます。

給与や役員報酬は所得税が課税されることから、二重課税を避ける為に消費税は課税されません。
公共機関への手数料や、その他の税金の支払などについても消費税がかからない取引となります。


Part1は以上となります。
次回はそれぞれのメリット・デメリットのまとめとそこから更に詳細に見ていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。




※過去・その他の記事は こちら
※起業・経営に役立つメルマガ登録は こちら


  • 税金相談・税務顧問・会社設立・独立起業のお問い合わせ
  • 関連会社
  • 士業交流会縁

ページトップへ